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雨の日本橋亭にて「武田信玄」

  • 執筆者の写真: 勝千代 木村
    勝千代 木村
  • 2020年10月10日
  • 読了時間: 1分

 冷たい雨の降る中、お江戸日本橋亭にて浪曲口演させていただきました。

ご来場いただきましたお客様、まことにありがとうございます。

「秋の浪曲女子会」とはいえ、演目は今回は敢えての勇ましい刀剣・弓矢・戦国武将!

+ガールズ浪曲。

 「武田信玄」(芝清之作)は、私の出身山梨県のお話。四代目雲月師匠の音源に痺れ、「ぜひに」とお願いし「あなたの出身地の浪曲だから」と、五代目雲月師匠にお許しいただいた演目です。無血革命とも言われた父、信虎との政権交代、親子の確執葛藤を描く戦国絵巻。ラストは怒涛の川中島の合戦まで走り続ける節の長い演目です。この日の曲師は、浪曲界の至宝、沢村豊子師匠。先月の静養期間を経て、なんと復帰後、初関東節とのこと。有難や~。今日、お聴きになったお客様。二粒で二度美味しい!!「『武田信玄』て、難しいのじゃないのよ」って、何を仰る御師匠様!豊子師匠の手にかかれば、戦国絵巻も艶やかに。

合戦物って、「祇園精舎の鐘の声、諸行無常の響きあり」でお馴染みの「平家物語」のように、合うんですよねえ。ムネアツの戦国絵巻。また是非。

 
 
 

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