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第57回豪華浪曲大会ありがとうございます♪

更新日:2024年10月23日

 年に一度の祭典!豪華浪曲大会は、なんだかんだで、年一、浪曲師や曲師が一同に会する機会。うれぴょ。しかも今回は、また新たな会場。紀尾井ホール。どんな会場かめっちゃ楽しみ!と、朝靄にけぶる桂川を見つつ上野原駅を出発すると、中央本線シカの衝突による影響で、まさかの遅延!これは、意外にもよくある遅延ではあります…。早出で朝ごはん食べていない事に気づき、高尾駅でパンとおにぎりゲット!イチオシきなこパンを買いました。もう我慢出来ずに食べちゃおうかと思ったら、大月始発の東京行きが来るという朗報!「え?大月始発?大月始発の東京行き?」耳を疑ったが、よくよく考えたら、いつも大月行き乗ってるでしょうという、ボケとツッコミ。休日の朝の電車は、空いていた。有難く着席し、気がつけばウトウト、もう四ツ谷。今日は出番無しなので、超身軽のはずなのに、パンと浪曲は木村にかぎるバックの中に様々に荷物を入れれば肩にズッシリと。改札抜ければ、壁一面に鉄道の歴史。あゝ見たい!でも時間がない。通りすぎるが、やはり戻って激写。集合時間に、間に合わせなければと、階段を上りきり、紀尾井ホールはどこじゃと、キョロキョロ迷子の子鹿なるも、浪曲Tシャツを着た大柄なお兄さんを発見!「あー太福さん🩷良かった〜場所わからなくて焦ってました〜」救いの神現る!「歩きながら浪曲の宣伝素晴らしい!」とパンと浪曲は木村にかぎるトートを褒められつつ無事会場入り。

 本日の業務は昼夜の影アナ。袖で浪曲聴ける特等席。到着してすぐにおにぎりをぱくつく。客席にて音響チェックの様子を一緒に見つつ、一旦楽屋廊下へ。あんまりウロウロしてると、前座さんたちに何回もご挨拶させちゃうので、どっこいしょと腰を下ろすと、楽屋から聞こえる三味線の音は、「無法松の一生」に乗せて歌っていると、お隣にいた稲田先生も歌っていらした。伊丹師匠の三味線カラオケと言うごっつう素晴らしいカラオケ体験が出来るのも、浪曲大会ならでは?そして、待ってました!!の美味しいお弁当をガッツリ早弁し、いざスタート!

 若手による開演前の掛け声レクチャー講座!これが、めちゃくちゃがんばって盛り上げてくれて会場もめちゃくちゃいい感じに温まりました〜。素晴らしい!

開口一番は、いつも明るい天中軒月子さんで稲田先生の「京男に東女」月子さんにピッタリの演目♪お次は富士実子さんが麗しく「秋田蕗」を。今期、NHK浪曲十八番放送を初の一人録り。おめでとう!東家孝太郎さん「紋三郎の秀」浦太郎師匠の演目を渋く!花渡家ちとせさん「狸ばやし」をほのぼのと。お仲入り後は、港家小柳丸さんが「千人坊主」を悪戯っ子の様にくすぐり入れつつ。モタレは、前回迄、会長を歴任なさった東家三楽師で「黒田節」、トリは雲月会長で「忠僕直助」はさすがの甘美なる声にて昼の部を締める。これにて、昼の部終了!「姉さん、夜の部は私がやりますよ!」と、孝太郎さんが漢気で進行アナウンスを引き受けてくださり、私目はサブアナで。という事で、夜の部も特等席で楽しむ。夜の部も勿論!開演前に掛け声レクチャー♪アナウンス入れたら拍手いただくくらいまあ、盛り上がる事。トップは、東家志乃ぶさんが「赤城しぐれ」を。声が真っ直ぐに届く正統派!任侠を勢いよく。お次は「郡上宝暦義民伝」を天中軒すみれさんが、コレは雲月師匠の地元である郡上の物語。そして港家小ゆきさんで「桃中軒滔天〜うしえもん」渾身の一作!面白〜!第一部トリは、澤雪絵さん「一本刀土俵入」澤先生が偲ばれます。

 夜の部第二部は、国本はる乃さんから「松山鏡」武春さんが偲ばれる…いつもより節が少なめの演目だけれど、今日みたく次から次への浪曲では、またそれも味があり良い。モタレは、玉川奈々福姉の「大井川乗り切り」素敵な掛け。そして、大トリは東家一太郎さん「大石東家下り」を。芸能局長お疲れ様でした!ロビーにてお見送りの準備をしながら、物販コーナーを物色。「パンと浪曲は木村にかぎる」ファイルもお買い上げありがとうございます♪わ太くんが、ファイルを宣伝してくれて、またまたご購入くださったお客様は、海雲寺浪曲会にお越しいただいたお客様!うれしや♪サインさせていただきましたが、「お姉さん!こっちが油性です!」お客様お一方、水性ペン!ごめんなさい。

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