師匠の師匠の重松の名が刻まれた海雲寺での浪曲会は、とても温かくまた、熱のこもった会でありました!「浪花亭重松」の名前が、刻まれた石があり、演芸家にも、愛されたお寺であるとか。竈門の神様も祀られております♪
オープニングは、護摩焚きから♪お客様と囲む護摩焚きの炎。黒く燻された天井、柱。
スタートは、三門綾さんがポップに盛り上げてからのご存知「紺屋高尾」を。バトンタッチで上がろうとすれば、まさかのご住職との衣装のお色被り…さんざん迷った衣装が日の目を見る…美味しすぎる!竈門の神繋がりで申し上げました「せいだいものお話〜芋大名神」誰もが知るじゃがいものルーツのお話。これは我が市、上野原市のお話でございますが、東京の品川の地で掛けさせていただける事に感慨ひとしお。代官中井清太夫が、民の暮らしを良くするために立ち上がらんとしたその時「そうだ!」お客様が声を上げてくださり、思わず胸が熱くなりました♪
お仲入り後は、東家三可子さんの「男の花道」からの、木村と言えば「慶安太平記」と言えば「重松」といわれたその演目を。昭和7年に広沢虎造先生を伴い奉納浪曲をなさったと言うその海雲寺〜その後、全国にその名が広がったそうでございます。我々もあやかりた〜い!
そんな縁のお寺にて、浪曲口演させていただきました事、有り難い思いでございます♪旧東海道に面した海雲寺での道中付けは、まさにこの場の地名が出て参ります♪縁の地での浪曲は、これまた、ひとしお。関係者の皆様、お世話になりました!ご来場の皆様、誠にありがとうございます♪
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