豪華浪曲大会ありがとうございました。
- 勝千代 木村
- 2023年10月27日
- 読了時間: 5分
更新日:2023年10月28日
浪曲大会から一週間。ご来場いただきましたお客様、平日の昼間にもかかわらず、ありがとうございました。初めての会場、日本橋公会堂日本橋劇場。初めての会場だからと、迷わぬように一番近い駅「水天宮」に向かいました。あ、この前なんとか散歩でやってた水天宮。子宝の神様。早朝の寝ぼけ眼で駅構内を歩くとハロウィン仕様の水槽。かわいいなあ。駅の階段をスーツケース抱えて登ってく。今日はテーブルかけ無しの日でラッキー!出口にはすぐに案内があり難なく公会堂へ。一番乗り!!しばらくすると二番乗りの声が。月子さん!!同じピンクの協会トレーナー。気が合いますね。そのうちぞろぞろと若手の皆様登場。会場まで1時間半というタイムテーブルの中、受付回り、舞台設定、楽屋回りと、着々と。一番テンションが上がるのが、やっぱり舞台に上がった時。ここか!!今日は三番手だからサクサクと支度をせねばと、今日の相棒は美舟ちゃん。浪曲大会で美舟ちゃんとはお初。「日本橋に碑のある安兵衛のお話を日本橋でやるんだ!」と意気揚々と広々とした素敵な楽屋でお支度。美舟ちゃんとは、今年は、日本橋アートスペース兜座にて、「木村派の浪曲が聴きたい!木村勝千代独演会〜日本橋から世界へ」で支えてもらってます。今年は、日本橋付いてる!さて、いくつになっても振袖です。ぷぷ。相変わらずのうっかりの忘れ物をし、ちとせさんに告白。あら〜と明るく受け止めてもらい、なんとか仕上げるも、順子姉さんに直していただく。よし!
あっという間の開演で、開口一番、元気一杯!三門綾くんの後、「お先に勉強させていただきます」と、大学の先輩で浪曲の後輩でという恭太郎さん。貴美江師も袖に来て、鏡の前で二人でふらりふらり。菊春さんに、お久しぶりねと、お話しているうちに、いよいよ出番。月子さんの上品な影アナの紹介いただき、上り下り20分の気が付けばあっという間の「中山安兵衛の道場破り」でした~。楽しかったです〜。舞台降りて楽屋へ。な、な、んと、昼夜のお弁当二個「喜べ!!」と皆、狂喜乱舞!!美味しくいただきました。素敵な化粧台は東家三人姉妹に譲り、御着替えを堪能!?何色かしら、赤青黄色?華やかですね。志乃ぶさんがゴールドでゴージャス‼️千春さんが紅、よくお似合い。目の保養。お二人は、兜座仲間でもありんす。そして、来月11/26には、年明け。さぁ、黄色と赤とくれば、青か?待望の三可子さん、若草色。若草姉妹だわん。実子さんがお着物のお手伝いに。さすがご長女。それにしても、三楽会長、五姉妹を育て上げ、頭が下がります。第一部の後にロビーでのごあいさつのためロビーへ。ズラリと並んだ花々。入口付近には、「浪曲十八番」のお花が💐!!お世話になっております。ニッコリ受付の面々の後ろに景友君が番頭さん。「若旦那みたいだよ」と声をかけると、「若旦那じゃあここにはいません」確かに。お疲れ様です。番頭さん。雲月師匠のお声が響いてきた。いい声ですねえ。私、やっぱり声フェチ?無事昼の部第一部終了。
第一部の後、ロビーのお客様に、ピンクの協会トレーナーでごあいさつ。「この色はありませんか?」マダムに気に入っていただいたお色でしたが、あいにく、グレーと紺など。フラミンゴピンクなんです。このご機嫌な名前の色につられて注文してしまった〜。ロビーでは、小ゆきちゃんのポップで埋め尽くされた物販。小そめちゃんが「パンと浪曲は木村にかぎるのファイル、今ならサイン入りです。なぜなら、ここに本人がいるからです」とちんどんさながらにご紹介。おかげで、サインさせていただきましたよ。まみさんの渾身のイラスト入りファイル。駆け寄ってきた奈みほさんが、「お姉さん、私コレ欲しいです」と買ってくれたから、サインをしました。後で、奈々福姉さんに「玉川なのに?」と突っ込まれていました。プレゼントした方が良かったか???
お客様へのご挨拶も無事すみまして、第二部開演は艶やかな三姉妹の競演からスタート。夜の部に向けて豊子師匠が、博喜さんと理緒さんに連れられ楽屋に登場。奈みほさんの声出しに、豊子師匠の軽快なお三味線が…思わず、身体が躍り出す。見れば、順子姉さんも踊ってる、奈々福姉さんも踊ってる!そうだ!!祭りだ!祭りだ!!浪曲大会!!廊下には、玉川さんちの鈴ちゃんとわ太くん。東京新聞に掲載されてたわ太くんの記事を、みね子師匠が持って来てくださったとの事。浪曲大会の日に、新聞掲載なんて、なんとめでたし!わ太くんは、「玉川わ太 はじめての勉強会」にて、11/26(日)広小路亭にご出演です。
さあ、夜の部は影アナ仕事!浪曲大会昼夜通しで働かせていただきますよ〜。舞台袖のマイクにぽつねんと一人。でも、柝頭は、昼夜通しで惠子姉さん。お疲れ様ですっ!!お出番前に声をかけてくれる演者さんもいます〜。孝太郎くんは、昼の部の影アナ仲間。「一人で寂しいだろう」とちょくちょく声をかけてくれます。さすが影アナ仲間。「勝千代さん、一人で大丈夫?」小柳丸さんがからかってきます。舞台袖からじっくり浪曲が聴ける楽しみもある影アナ。という事で、夜の部堪能いたしましたっ。若手中心の顔付け。開口一番、奈みほさんで「松山鏡」武春さんがやってったけと、懐かしく思い出しつつ、でも、奈みほさん、大きな舞台で生き生きと。いいぞ!!続いてすみれちゃん、あら、この演目ケレンが?曰く「お客様、柔らかくて」うんうん。お客様が楽しんでいる様子が伝わってきます〜。そして、はるちゃんの「英国密航」楽しい!!武春さん思い出しちゃいましたよ。ポロリン😢そして、孝太郎くん「江戸相撲蒙古襲来」あ、お三味線、まみさんだ。浪曲大会で一席弾くの初めてでは!?がんばって!!元気の出る一席。夜の部第一部のトリは、月子さんの「観世家家宝肉付きの面」う〜ん、この並び、なんたる良き番組の顔付け。十分に堪能した後、夜の部第二部。前座お披露目コーナーが三可子さんと、すみれちゃんの司会で。華やかに。前座さん増えました!!皆さん、精いっぱいの一節を、個性豊かに、会場を沸かせていました!!素晴らしい!!ブラボー!!お客様も応援くださってました。うんうん。いい企画。さあ、第二部は一太郎さんで「桃中軒雲衛門~桃源の風雲児」浦太郎師匠もやられていた演目とのこと。桃中軒雲右衛門生誕150年記念に相応しい!!続いて太福さんで「地べたの二人」うん!まさに、新世代だっ!!トリが奈々福姉さん。「シン・忠臣蔵」うん。新世代古典!!うーむ。いい番組でした。袖で、すっかり観客気分。何より、

昼に夜にと、お付き合いいただいたお客様もありがとうございました~。楽屋に戻ると「ああ、浪曲大会楽しかった」と豊子師匠。疲れ吹っ飛ぶ一言。何より。
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