甲府桜座初の浪曲公演御礼。
- 勝千代 木村
- 2022年9月30日
- 読了時間: 2分
9月23日(祝)は、山梨県の甲府桜座にて、初の浪曲公演でございました。当日は、そぼ降る雨の中、ご来場いただきましたお客様、厚く御礼申し上げます。
この企画は、「浪曲でつづるあなたの町の物語」という全国津々浦々、浪曲でご当地の物語りをつづり、若手に地方興行の体験をさせたいという玉川奈々福姉さんの願いから発足したもので、私もお声がけいただき、「甲府桜座で浪曲やりたいよね?」「そうですね」との流れであれよあれよと実現していった機会でございました。なおかつ、この一連の企画の中での唯一の自主公演であったため、山梨県出身の私が責任者である座長という光栄かつ、責任重大!!な日々でございましたが、当日、お客さまのお顔を見た途端、その不安も吹き飛び、信玄公のお膝元での浪曲公演の喜びに胸がいっぱいになりました!お客様の応援が何より励みになった一日でございました。
東京から応援に来てくださったお客様、私の地元、上野原市での浪曲口演に来てくださるお客様、山梨県内での浪曲公演でお世話になったお客様、そして、甲府のお客様、様々に応援いただきました事、有難い思いでいっぱいでございます。
浪曲「武田信玄」をやってみたいという思いから、信玄公のお膝元である甲府の地にて浪曲「武田信玄」を語りたいという思いがございましたので、本当に有難い思いでいっぱいでございます。そして、この機会でなければ、若手の座組での浪曲公演も実現できませんでした。甲府の商店街の中心にある桜座での、いつもの寄席興行と、一味違う浪曲公演になりました事、やはり桜座ならではであったと、駆けつけてくださった皆様にお楽しみいただけましたなら幸いでございます。一粒万倍の良き日、甲府にて浪曲の種をまきました。

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