甲州街道浪曲「芋大明神」を口演します。
- 勝千代 木村
- 2022年4月16日
- 読了時間: 2分
更新日:2023年2月26日
甲州街道に纏わる伝説を浪曲で楽しんでいただきたいと、「甲州街道浪曲」に取り組んでいます。天保の大飢饉から人々を救った代官中井清太夫のお話を知り、これは是非とも浪曲で語りたいっ!!と浪曲「芋大明神」を創作しました。浪曲「芋大明神」は、「芋」の神様の事。上野原市の八米にある龍泉寺にて祀られています。毎年、4月の末日にはお祭りがあるんですよ。そのお祭りにて初めて浪曲「芋大明神」を披露させていただきました。まだ、コロナ前の事、御寺の中で座布団に座って浪曲を楽しむ皆さまの前での浪曲口演は、在りし日の昭和の香りがいたしました。その芋を使った地元上野原市の郷土食が「せいだのたまじ」で、食べられない位の小さなじゃが芋を油で炒めて、甘味噌で味付けするのですが、とても親しまれている味でなんです。(ちなみに福島にも同様の食べ物があるそうです。なんと、代官中井清太夫の後任の地は福島だったそうです!)
昨年末、「浪曲で地元のお話を楽しもう!~木村勝千代独演会VOL.1」として、初めて上野原市のもみじホールにて浪曲の会を開催いたしました。市内での浪曲口演も開催出来ない日々が続いておりましたので、「都内までは行けないけれども」という方にも楽しんでいただけたらと、今回は第二弾を開催いたします。今回は、浪曲「芋大明神」と、桂川の清流にても遊び歌を詠んだという「まことの心」の歌人・与謝野晶子の物語りをお送りいたします。桂川の清流は、上野原駅の南口からガラス越しに楽しむことができます。また、

上野原の駅南口にある観光協会では、甲州ワインが試飲できるスペースも開設されました。中央線ふらりとお越しのお客さまは、立ち寄ってみてはいかがでしょう~。
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