渋谷と浪曲と次郎長伝~浪曲映画祭IN渋谷
- 勝千代 木村
- 2021年6月5日
- 読了時間: 1分
渋谷で浪曲をしたのは16歳の時。寺山修司追悼公演「青森県のせむし男」でした。劇中の狂言回しとして、生浪曲にて出演させていただきました。セーラー服を着たおかっぱ頭の女浪曲師役。実際も高校生だったので、学校から制服で直行。制服からセーラー服へ。一か月の公演でした。曲師は虎造先生の音源に名前のある森谷初江お師匠さん。生浪曲ですから、毎回、三味線も弾いていただいての浪曲。この浪曲の部分、寺山修司さんの詞に節付けをするのですが、当時、浪曲師になって5年目のひよっこが、初体験です。頭を悩ましつつ挑みました。でも、いざ、お芝居のお稽古に入ると、感情がこみあげてきて、これだ!という節に決まった事を覚えています。そして、あれから幾年月。今回は浪曲映画「ご存知清水次郎長伝」にて「お民の度胸」を口演させていただきます。浪曲映画には、あの広沢虎造先生もご出演。虎造ファンには堪りませんね。そして、生浪曲口演。奇跡のコラボです。見逃さないでくださいね。6月28日(月)eurolive.jp
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