浪曲映画祭「天保六花撰」
- 勝千代 木村
- 2022年7月1日
- 読了時間: 2分
毎年、渋谷のユーロライブで行われる浪曲映画祭に、昨年に続き、今年も出演させていただきました。今回は「天保六花撰」の会にて。私の出演する会では、「天保泥絵草紙」に、活弁士の坂本頼光さんが登場し、な、な、なんと、奈々福姉さんが曲師を務めるレアな会。出番を待つ間に、活弁による「天保泥絵草紙」を堪能してしまいました〜。願わくば、映画を見ながら楽しみたかった!!でも、聴いているだけで、「え?そんな展開?」ハラハラドキドキ!!そして、会場が活弁で盛り上がりましたお後を、私、浪曲にて「天保六花撰~河内山宗俊松江邸玄関先」をば、新人曲師の沢村まみさんの糸にて努めさせていただきました。
実は、この演目もかなりレアです。まだ、二回ほどしかお披露目しておりません!マクラの一節を声出ししていたら「二葉先生を感じた…」と奈々福姉さんに言われ、「わあお!」私の原点、二葉百合子先生がいなかったら、浪曲師の私は今ここにおりません!!
さて、いつもの浪曲定席木馬亭とはまた違った雰囲気のユーロライブ。コチラの会場も大好きです。赤いシートが階段状になり、やや薄灯りの会場にてお客様に聞いていただく。また、映画にて、より演目を深堀いただける一粒で二度・三度美味しすぎる会!!出演させていただきました事、有難くまた、うだるような暑さの中、ご来場いただきましたお客様、誠にありがとうございました。また、来年も、こんな素敵な企画、浪曲映画祭あるといいな。

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