浪曲大会ご来場ありがとうございました。
- 勝千代 木村
- 2021年10月24日
- 読了時間: 2分
今回は、姉妹にての掛け合い浪曲もあり、普段の定席では、なかなか聞く機会がないので、見てて楽しかった~。お客様もお楽しみいただけたのではないでしょうか。今回の私の演目は、師匠譲りの「芝浜の革財布」。古典演目は、回を重ねるごとに発見があり、今回も、新たな感情が生まれ、「ああ、これだったのだ」と腑に落ちました。これだから、「稽古の時と舞台と違う。。。。」と曲師の方には、いつもいかようにも合わせていただいております。ありがたや~。舞台後、孝子師匠にご挨拶に伺うと、「がんばりました。『芝浜』はいい演目よ。よく松太郎節が出てました」と懐かしそうに仰いました。私も、師匠を思い出しました。師匠の演目するって、師匠と一緒に浪曲してる気持ちになります。じみじみ。
そして、興奮冷めやらず、その夜も寝もやらず、今週火曜日は、夜席です。夜、寄る。木馬亭ということで、いつもの木馬亭が、三人の演者で18時30分にオープンします。
10月26日(火)18時30分~玉川奈みほ・木村勝千代・港家小柳丸
曲師 沢村美舟・沢村豊子
夜席では、豊子師匠に弾いていただきます。先週、お稽古していただいたのですが、
「ちょと、やってみたいのがあるんですけど」というと、「いいんじゃない。面白いよ」と
言っていただけました。「慶安太平記」でお馴染みの由井正雪も登場するお話。浄瑠璃で大ヒットしたという「白石噺」より一席の予定でございます。皆さん、どうぞご来場のほど、お待ちしておりますよ。

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