浪曲「武田信玄」IN木馬亭
- 勝千代 木村
- 2021年7月4日
- 読了時間: 2分
カラカラと回るフィルムに映し出されるモノクロの金毘羅代参。憎めないキャラの森の石松。甘美なる虎造節で語られる後にいただいたお出番。6月28日渋谷のユーロライブでの浪曲は、階段状になった客席を見上げるように唸る「お民の度胸」。いつもと違う空間でございました。ご来場いただきましたお客様、誠にありがとうございました。此度は7月の木馬亭にても任侠シリーズの日にても「お民の度胸」を語らせていただきました。八年前、「アンタ、稽古ばっかりしてないで、木馬亭に出なさい」と豊子師匠に背中を押していただいた演目でございます。木馬亭では、その豊子師匠とともに務めさせていただきました。舞台終わって、帰宅すると、豊子師匠よりお電話をいただきました。「いい出来だったよ」嬉しいお言葉。毎回いただけるわけではないので、猶更に嬉しいお言葉。また励もうと心に刻み。
さて、7月19日は、毎年、海の日でしたよね。今年は、なななんと平日。その平日の良き日に、木馬亭にての夏企画公演に出演させていただきます。平日活動派の方々、どうぞお運びくださいませ。平日の浅草は、まだまだ閑散としておりますので、ゆるりとご来場いただけます。今年は、文化庁芸術祭大衆芸能部門新人賞を受賞された澤雪絵さんの受賞を寿ぐ企画。私は、そのお師匠様である澤孝子師匠の前を読ませていただきまする。演目は、「武田信玄」。これは、私の出身山梨県のヒーロー武田信玄のお話。今年は生誕500年でございますので、この機会に皆さまに是非、お聴きいただきたく。後半の川中島の合戦の部分の長い節は聴きどころです。(この日、私だけ戦国絵巻ですが)平日にゆるりとご参加いただけましたら、幸いでございます。感染対策として、通常の50%の席にて、木戸にても検温、手指消毒、マスク着用を願ってのご入場となっております。チケットコチラのサイトにても承っております。何卒。

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