浪フェス2023!!ご来場ありがとうございました♪
- 勝千代 木村
- 2023年7月24日
- 読了時間: 2分
「フェスやりたいんです!」年季明けした若手のすみれさんと、三可子さんに熱く提案され、「おお!」と、まな板の上の鯉の気持ちで参加させていただきました。なんと、前代未聞の「阿弥陀籤香盤」。でも、お客様によっては、段々と香盤も後の方になって来たぞと、その香盤順でも成長を楽しみにしてくださるお客様もいらっしゃるので、年季無視のやり方に、無礼千万!とお叱りを受けたり、ガッカリとされては申し訳ないと言う思いもあり、この「阿弥陀籤香盤」を前面に打ち出してお知らせさせていただきました。
蓋を開ければ、前半は、前読みの綾さんに続き、はるちゃんと私。お仲入りあとは、企画の声出しリハビリから、すみれさん、三可子さん、雲月師匠と、第一部、第二部的な香盤に収まりました。若手の皆さんが、盛り上げようと一生懸命な姿を見て、私もとても元気を貰いました。何より、お客様が、楽しんでくださっている事、これが何より嬉しく、お若い方々が、浪曲界を盛り上げようとしている姿に、これからの浪曲界に大いなる希望を見た日だったと思います。
前読みの綾くんは、影アナ進行もポップに面白く、二つ目に出たはるちゃんは、未だ浪曲界最年少でありながら、10年目!皆のリーダーシップを取り、企画のリハビリ声出しコーナーでも盛り上げ、お仲入り後は、年年季明けのすみれちゃんと三可子さんが、我々の後を読み、トリは重鎮雲月師匠が、「いつでも、打倒雲月で来い!」と豪語。
楽しかったなあ〜。お客様が楽しそうで、嬉しかったなあ〜。舞台跳ねたら、「お姉さん楽しかったですう」と美舟ちゃん。美舟ちゃんは、香盤順の決まらぬ=演目決まらぬ私に、「慶安太平記に一票!」と、背中を押し。「重松の音源しかきいたことがなかった!生で聴けて良かった!」というお客様もいらっしゃって、うれぴよ。木村と言えば、「慶安太平記」ですからね。美舟ちゃんとのコンビは、次回は、来月の日本橋アートスペース兜座さんでの独演会ですので、どうぞ、日本橋までお腰くださいね。
ということで、浪曲界若手沢山入ってきました。人材の宝庫です。これからの浪曲界、応援してくださいね。勿論!勝千代も!!

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