木馬亭からの#20「かつちよかい」ありがとうございます♪
- 勝千代 木村
- 2024年6月4日
- 読了時間: 4分
更新日:2024年6月5日
雨の予報の木馬亭。「勝千代ちゃんの時にはいつも雨が降るねえ」と、豊子師匠に雨女認定をされてから、晴れていれば「あれ?勝千代姐さん雨降ってない」といじられたり…しておりますが、個人的には「龍神様のお迎え」と神々しく思っております。それにしても、土砂降りになったあの日、ようこそおいでくださいました。
この日の木馬亭は、開口一番が、港家柳一くん!港家小柳丸さんの愛弟子です。声がいいんですよ。裏に返す声もまた良き!年明け間近で、今月の浪曲広小路亭では、これまた年明け間近の奈みほさんとの二人会があります!頑張って!!
この日の柳一さんの三味線は貴美江師の愛弟子一貴さんの若手男子コンビです。一席終えた柳一さんが清々しい表情で登場!「いい舞台だったんだだなぁ」とやり切った感を肌で感じつつ、二つ目のすみれさんの声が聞こえてくる。「あゝ大人びた声になった」と楽屋からもその声の変化を嬉しく感じつつ、ニコニコと道世ちゃんとの後は、ビシッと決めた実子ちゃんが「悲母大蛇」を秀敏師匠の糸で。その髪型いいわぁ〜今度教えてぇ〜と、仲トリは惠子姉さんが「春日の局」いつも落語浪曲をおやりになる事が多いのですが、やはり、澤師匠の3回忌をお迎えになり、気合いを入れて始まりました。さぁ、「お仲入りの後、何を読む?」いつも、なんとなくコレとは決めてあるものの、やはり、当日の演者の演目諸々で、中々すぐには決まらないものの雨の降り出したこの日は「小猿七之助〜品川宿」をまみさんの糸で。愛くるしい紅純さんが爽やかに現れ、いつも素敵な順子姉が、素敵なお着物にピンクの帯締を合わせて「あら素敵💓」本日のトリは、長年、浪曲協会の会長を務められ、5人の愛弟子を育てられた東家三楽元会長。「長年の会長のお仕事、お疲れ様でした」とご挨拶すると、今日は上野原のお話「源太時雨」を口演してくださるとのこと。しかも、上野原市PR大使である事まで、舞台でお話してくださり!わーい♪他の浪曲師の方々まで、上野原市認定が広がりつつあります♪私、このお話大好きなんです!初めて、三楽師の「源太時雨」を聴いたのは、今から11年程前になりますか。豊子師匠の所へお稽古に伺った帰りに、上野広小路亭へ連れて行かれました時。「え?上野原?」耳を疑いました。上野広小路亭に初めて行って、上野原が舞台の浪曲を聴くなんて!自分の生まれ育った場所の地名が出てるって、嬉しいモノですね。まだ、三楽師が富士路子の名前を名乗っていらした時分で、富士琴路師匠のお弟子さんでいらっしゃると伺いました。琴路師匠は、私が10代の時に、「賤ヶ岳の戦い」というショートバージョンの浪曲をNHKBS放送の番組で披露する場面があり、そのご指導をいただいた事がありましたので、ご縁があるなぁと思いました。その時、上野広小路亭で聴いた「源太時雨」を、今度は十年の時をへて木馬亭で、しかも「上野原市PR大使」に任命いただいてと言うまさかの伏線回収の日。感慨深かったです…。
土砂降りの雨の中、#20かつちよかいのため、丸美京屋さんへまみさんと移動。終始無言。喋るヒマ無し。喋っても聞こえない位の土砂降り。私が立ち止まれば、まみさんが立ち止まる。超快速で現場へ。もう早々と足を運んでくださったお客様がいらして、暫くお待ちいただき、水も滴るいい女の我々は急ぎ支度へ。
この丸美京屋ギャラリーさんでは、前回から30分程のプチ浪曲講座を開催しております。皆さんが、浪曲を聴くだけでなく、その体を通して楽しんでいただく機会が嬉しく、また楽しく。こちらでの開催の時には、毎度、プチ講座させていただきたいなぁと思っております!
さてこの日のまみずリクエストの演目は「壷坂霊験記」です。浪曲と言えば、「妻は夫を労わりつ夫は妻にしたいつつ」は、有名なフレーズですものっ!!節・節・節の、怒涛のセメっ!!!古典の王道!やり尽くした感はあったものの二席目へ。コレは、清水一朗先生の新作落語から。楽しくて、ちょっと切ないお話。清水一朗先生は、こんな心のきびを大事になさる方であると、また作品から再確認し、感動しました。7/17(水)の浪曲新宿亭でも、清水一朗先生の作品「まつり浴衣」をやらせていただきます!
今回、かつちよかいは20回を迎えました。何もやらなければ0。やれば1でもカウントです。これからも地道に続けて行きたいと思います。お客様の拍手に励まされ、また、まみさんのやる気に励まされ。次回、#21は、7/17(水)浪曲新宿亭からの「かつちよかいin荻窪ア・ビアント❣️」は、平日の17時からなのですが、久々荻窪カフェのア・ビアントでの時間をお楽しみいただきたく!どうぞ、ご予定くださいませね!
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