木村派の連続読みが聴きたい!神楽坂へのご来場ありがとうございました。
- 勝千代 木村
- 2022年1月20日
- 読了時間: 2分
丑年に、牛込にてスタートいたしました木村派の連続読みの会は、年を越しての寅年に大団円となりました。感染対策にご協力いただきながら、ご来場いただきましたお客様、誠にありがとうございました。ここ二年というもの、コロナ禍で思うように舞台に立てず、なんとももどかしい思いでございましたが、お声がけいただきましたおかげを持ちまして、独演会という形で安心して舞台に立たせていただきました。浪曲師たるもの、浪曲をして、初めて生きているという思いになるものでございます。
いつも、正雪先生を辿るかのごとく牛込榎町から、向かうレンタルスペース香音里。あ~コロナ禍でなかったら、素敵な神楽坂を散策できるのに…と思いつつ。そして、しみじみと「慶安太平記」は、やればやるほどくせになる浪曲ということがわかりました。「『慶安太平記』好きだ~」と思いながら帰る道すがら、富士山がとってもよく見えたんです。あんなにきれいな富士山を見たのは、いつぶりだろう…と心が蘇った思いでございました。
今週末は、浪曲広小路亭にて「新春特別興行」でございます。この日は、いつも豊子師匠について一生懸命勉強してくれている三番弟子のまみさんに弾いていただきます。そして、
いよいよ次回来月の木馬亭は、「唯一の木村派浪曲師勝千代主任企画公演」です。木村派で過去に公演された演目を辿り~現在同様のタイトルの演目をそろえての会です。豊子師匠にお稽古つけていただいております。木馬亭復帰の後押しをしてくださった豊子師匠の糸にて私は、「天保六花撰~河内山宗俊」をトリにて口演させていただきます!豊子師匠も喜んでくださっております。皆様、どうぞ、ご体調万全にて、応援いただけます様、よろしくお願いいたします。
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