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日本橋にて初の!

  • 執筆者の写真: 勝千代 木村
    勝千代 木村
  • 2023年5月14日
  • 読了時間: 2分

 いよいよ来週になりました。日本橋アートスペース兜座にての浪曲会。

木村派の浪曲を聴きたい!木村勝千代独演会「日本橋から世界へ」どうぞ、応援よろしくお願いいたします。この会は、杉江松恋さんが、「木村派の浪曲を聴きたい!」とお声がけくださった会。コロナ禍で、浪曲の会が激減していた折、神楽坂にて開催いただきました。コロナ禍は、誰もがしょんぼりしがちな時でしたが、そんな折に浪曲の会を開催いただくことの有難さよ。本当に嬉しいやら、コロナ禍に神楽坂では、「木村派の続き読みが聴きたい!」と、沢村豊子師匠のお三味線にて「慶安太平記の続き読み」を開催いただきましたが、コロナ禍での豊子師匠へのご負担を懸念し、続編の「天保六花撰」の会では、豊子師匠の三番弟子の沢村まみさんと。そして、此度の曲師は、豊子師匠の二番弟子沢村美舟改め広沢美舟さんです。美舟さんとは、「浪曲で地元のお話を楽しもう!」という上野原市もみじホールでの浪曲会や、NHKラジオ収録でご一緒しております。昨年、澤勇人改め、広沢菊春さんの襲名に伴い、ご夫婦ということで、周囲の勧め(もちろん沢村豊子師匠も激押しで)広沢美舟さんとなりました。

美舟さん曰く「結婚式みたいです!」って、確かに!ということで、「あら、お名前、変わってる!」とお思いのお方もいらっしゃるでしょうが、浪曲関係各位の賛同を持ってお名前が変わりました〜。豊子師匠も「もっと早くすれば良かったんだよ〜」とのお言葉でしたので、どうぞ、ご承知おきくださいませ〜。

 さて、当日の演目ですが、「は組小町」をご希望いただいております。これは、今から40年前、初の浅草公会堂での舞台でご披露した演目でございます。当時は、低調子での口演でございましたが、今年1月の広小路亭にて、関東節にてご披露いたしました〜。40年ぶりのレアな演目でございましたが、演じてみれば、当時の夫の仇討の情念よりも、父親の苦悩がさらに胸をつくのだと実感した次第。演ずる度に気づきがあるものでございます。+一席は、ご当地ものでとのご要望でございますので、甲州街道浪曲!お江戸に見参でございます。どうぞ、応援よろしくお願いいたします!


 
 
 

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