怖い話・怪談浪曲木馬亭からの「かつちよかい」ありがとうございます♪
- 勝千代 木村
- 2024年8月5日
- 読了時間: 2分
更新日:2024年8月9日
浪曲では、珍しい!怪談特集!ウチの師匠の演目を見ると、どうも「四谷怪談」を口演していた様ですが…音源、台本共になく…特に怪談的な浪曲はなかったのですが、たまたま私の先輩である浦井伝蔵先生が、「こんなのどう?」と勧めてくださったのが、福内鬼外(平賀源内)原作の江戸前浄瑠璃「神霊矢口渡」、これを口語訳してくださり、ご当地で口演させていただいた演目です♪前編〜頓兵衛住処の段〜コチラは歌舞伎でもお馴染みのお話と、後編〜水破兵破の段を合わせると1時間超えの超大作!
中々、定席サイズに収めるのが難しくて、「勝千代ちゃん!一番いいとこ行かなかったじゃあないのよ❗️」と豊子師匠にお叱りを受けたりと、苦節数年!!ようやく定席サイズに!今回は、初の神霊ご登場‼️家を思い、弟を思い、そして、その敵の登場に姿を現した新田義興公。更には、ラスボス登場からの、矢口渡での、川波逆立ち、黒雲現れ、風雨雷と、自ら仇を打ち、その魂を鎮めんために建てられた新田神社⛩️と、仇を討ち果たした水破兵破の矢を、矢守りとして、破魔矢とした。負から正へ。起きた問題をそのままにせず、その大きな力を良き方へと転換させる力、それが、世の平定を保つ事なのだとも感じました。やってみると、とっても、パワフルな浪曲となりました♪機会を与えていただき、誠にありがとうございます♪
また、矢口渡で実演させていただけると嬉しいです♪そして、皆様と、名所巡りな〜んて楽しそうです♪
ご来場のお客様ありがとうございます♪そして、木馬亭からのかつちよかいは、丸美京屋ギャラリーさんで!音の響きの良い丸美京屋ギャラリーさんで、一緒に声に出したら楽しそう!と、プチ浪曲講座をスタートしました♪プチですから、ほんのさわりだけ!でも、皆さん、とっても楽しそうにお声を出してくださるんです♪そして、お後は浪曲2席!古典+新作!此度は、木村と言えば、「慶安太平記」そして、夏にいつも掛けさせていただく平和を願っての一席は、「伸ちゃんの三輪車」(児玉辰春作)昨年は掛けなかったので、二年ぶり?でも、コロナ禍で辛くて口演出来なかったりしたので、久しぶり掛けさせていただきました♪皆様の心に届きます様。
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