冷たい雨の広小路亭。
- 勝千代 木村
- 2021年1月28日
- 読了時間: 2分
1月24日は浪曲広小路亭の初席にて、
ご来場いただきましたお客様、ありがとうございました。
緊急事態宣言下、雪予報の、冷たい雨。
こりゃあ、三重苦じゃ。どうなるんだろう…。
果たしてお客様はご来場くださるのだろうか…。
前回の緊急事態宣言時よりも、感染者は急増している。
不要不急の外出は控えてください…。
頭の中はグルグル巡る。
前回の事態宣言との違いは、どのような感染のリスクが
あるのかということが、わかってきていること。
お迎えする我々にできるのは、所謂、感染対策の徹底。
飛沫感染防止のため、演者は舞台出演まではマスク着用。
楽屋の密を避けるための、時差出退。
そして、ご来場いただくお客様には、マスク着用、検温、手指消毒のお願い。
私は、木戸にて二重マスクにフェイスシールド、アクリル板越しのお迎え。
冷たい雨の降る中を、お客様は、皆様、マスクを着用してご来場くださり、
検温後の入場をご協力くださいました。ほっ。
さあ、ここからが、本番。新春特別興行は、いつもと違い口上ありのおまけつき。
袴の紐もほどけんばかりに、お座布団やら毛氈やらをセットし、演者フル稼働。
コロナ禍ですからね。最小人数で廻さねばなりんせん。舞台も密にならぬよう、
佐藤喜美江副会長&花渡家ちとせ事務局長のお二人に並んでいただき、賑々しく。
途中、喜美江副会長のマイクを除菌シートにて拭きとるパフォーマンス入り。
で入れ替わり立ち代わり、テーブル掛けのセットやら、演者で力合わせ。
いよいよ、本業の浪曲へ。
暖かく迎えてくださるお客様。
べべんと金魚さんの三味線の糸が鳴り、声を出す。
ああ。やはり、お客様の前で浪曲をさせていただくのはウレシイ・楽しい・ダイスキ!
生き返りました。息を引き返しました。ありがとうございます。
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