秋山の中学生さんに浪曲!
- 勝千代 木村
- 2024年2月23日
- 読了時間: 2分
更新日:2024年2月24日

子どもたちにも、浪曲を楽しんでもらいたい!機会があれば、喜んで学校での浪曲口演に伺っています。
私が小学校4年生の時に聞いた歌謡浪曲「岸壁の母」が、私の心を揺さぶった様に。きっと心の中に、様々な感情が押し寄せてくる、そんな時間になってほしい!体験してほしい!生の三味線の音で、生の声で!揺さぶられてほしい!!そんな思いが、通じての浪曲口演でございました。
「何が始まるんだろう」と、瞳キラキラとコチラをじっとみて聴き入る生徒さんたちへの二席。今回は、平和🕊️を願い「まっ黒なおべんとう」と、秋山の民話「姥捨山」を。
地域に残る「秋山の民話」は、今から50年前に、夏休みの宿題として集めた事がきっかけで、冊子としてまとめられ、それが地域の方々の朗読活動や、学校での劇の発表と、脈々と広がりを見せています。本当に素晴らしい活動だなぁと思っています。そして、その広がりが、私にも届いたんです!その冊子を手に取り、「これは浪曲で楽しんでいただきたい!」と、思ったんです。その発端となった先生とも、この日は再会でき、この地域での広がりに、とても喜ばれていらっしゃる様子が、また生徒さんにも伝わり、本当に温かい時間となりました。
浪曲「まっ黒なおべんとう」も、「この思いを伝えたい」という心が、絵本となり、私の心にと届き、「浪曲で伝えたい!」と、今の浪曲口演へとつながっています。思いのバトンを受け取り、私も浪曲で思いのバトンを渡して参ります。
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