アートスペース兜座にて独演会ありがとうございます。
- 勝千代 木村
- 2024年1月27日
- 読了時間: 2分
更新日:2024年2月9日
今年も、日本橋の茅場町にほど近いアートスペース兜座にて、木村派の浪曲が聴きたい!木村勝千代独演会「日本橋から世界へ」開催いただいてます。season4です。ご来場ありがとうございます。此度は、太閤記より「長短槍試合」を。二代目重松の演目です。二代目重松の演目は、ユーモアたっぷりで、演じていても、とっても楽しいです。このアートスペース兜座さんでの会は、昨年から美舟さんに弾いていただいてます。お稽古の時から、「姉さん!楽しいです!」と、嬉々として弾いてくれております。二代目重松の演目は、「慶安太平記~吉田の焼打ち」や、「義士伝外伝~中山安兵衛の道場破り」と、どれもユーモアたっぷりの演目で、私も大好きです。お客様も、楽しんでくださり有難や!
お仲入り前に、松恋さんよりインタビュー。次回の演目について。次郎長伝より「お民の度胸」をリクエストいただきました。この演目も思い出深く、豊子師匠に「アンタ、お稽古ばっかりしてないで、そろそろ木馬に出なさい」と、背中を押していただいた演目です。次回は、清水次郎長伝より「お民の度胸」をお楽しみに。
後席は、少し早い節分ですが、清水一朗先生の新作落語より「鬼の涙」を。このお話も大好きです。復帰後、二席目の演目。初めて自ら浪曲化させていただきました。今や、世界に断絶が起きている世において、この「鬼の涙」は一石を投じる演目では?と思っております。三遊亭圓窓師匠の脚色で、やはり「平和を願っての思い」が込められております。
アートスペース兜座は、今年から会場がユニバーサルな形になっております。個人的には、通り沿いのブルドックソースのショウウィンドウを毎回楽しみにしております。一月はお目出度く、獅子舞でした!!
次回は3月9日(土)です。どうぞ、お楽しみに。

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