「日光開山」のお話を浪曲でお聴きいただきました。
- 勝千代 木村
- 2022年12月24日
- 読了時間: 2分
道の駅日光ニコニコホールといいう日光杉の香りする素敵なホールで、「日光開山〜山菅の蛇橋」をお聴きいただきました。新作を初めての地でという事で、緊張最大マックスでございましたが、そこは地元のお話ということで、お客様に応援いただき素敵な一席を努めることできました。応援いただきましたお客様、ありとうございました。
今回の日光公演は、玉川奈々福姉さんのプロデュースによる「浪曲でつづるあなたの町の物語」の日光公演であり、各土地土地の所縁のお話を語る浪曲公演でございます。「日光開山」のお話を浪曲にするにあたり、資料をいただいたのですが、日光の歴史や、昔話、私の好きな伝説たっぷりで、初めは躊躇していたものの、取り組み始めたらそれこそ夢中になって作らせていただきました。子供の頃から、昔話が大好きで、学生の時にも、古典の「御伽草紙」を好んでいましたので、よくぞ、お声がけくださったと、一心不乱に取り組ませていただきました。開山されたという「勝道上人」の1文字も勝千代と重なりましたのご縁。実際にその「山菅の蛇橋」という別名のある「神橋」は、世界遺産の日光東照宮の社寺の入口にて、皆様を迎えてくださいます。そこにかかれた「架け橋〜縁結び」という言葉に、「この山菅の蛇橋で日光の方々と浪曲の架け橋になるような浪曲を口演させていただきたい」という思いが湧き上がって参りました。この素敵な機会をいただきました事、関係者各位、お客様方に感謝申し上げます。もっともっと、所縁の浪曲を作りたい!聴いていただきたい!

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